失敗しない花贈り。「花キューピット」とは?花屋じゃない。メリット・デメリットをわかりやすく説明。

花キューピット 花贈り
花キューピット

お花を贈りたい!と思ったときに「花キューピット」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。しかし「花キューピット」という「花屋さん」があるわけではありません。ではどんなシステムなの?という疑問を調べました。また「花キューピット ひどい」などの噂も検証、失敗しない「花贈り」ができるようにメリットとデメリットをわかりやすく説明します。

「花キューピット」とは?

設立2005年4月1日
資本金3,000万円
株主:一般社団法人JFTD(花キューピット)(100%)

主な事業内容花キューピットブランドによる生花の通信配達受注業務
インターネットによる受注
*電話・FAXによる受注
花材供給事業
小売支援事業
その他ギフト商品の企画・販売
従業員数76人(2024年3月末現在、パート社員含む)
適格請求書発行事業者登録番号T4010701016224  となっています。

「花キューピット」とは、ひらたく言うと、「全国の花屋さんのネットワーク」を取りまとめている会社。といったところでしょうか。

東京にいる(Aさん)が、北海道の(Bさん)にお花を届けたい!というときに、昔はクール便などもない、自分でも持っていけない!という要望に応えるために生まれたシステムです。新鮮なお花を遠方にお届けできるということで利用者もどんどん増えました。

約70年も前から始まったシステムで、当初は約20店舗から開始し、今では全国で約4000店舗もあるそうですが、花屋さんの高齢化や過疎化などでピーク時よりは減少しているそうです。

「花キューピット」の業務内容をわかりやすく説明

北海道から沖縄まで、全国の花屋さんのネットワークを利用して、お花を届け合いましょう!というシステムです。

東京の(Aさん)が、北海道の友人(Bさん)に誕生日のお花を届けたい!と思いました。

1:Aさんは、近所のお花屋さん(フラワーショップTOKYO)に行きます。北海道にお花を届けて欲しい。ピンク系でかわいい花束を、¥5000で。できれば明日。 と注文します。

2:注文を受けた「フラワーショップTOKYO」が、そのお届け先に近いお花屋さん「札幌花店」に発注し、内容を伝えます。

3:受注した「札幌花店」が、お届け先のBさんに、直接手渡しします。

今のようにインターネットがない時代は、電話とFAXでやり取りをされていたそうです。

利用者のメリット

・鮮度の良いお花を、早く届ける事ができる。

最短で当日着もある。お花屋さんや、受け取り側の都合にもよりますが、場合によっては当日も可能なシステムになっています。うっかり誕生日を忘れていた!などという時は便利です。

・宅急便よりも費用が安い、安全

年々、宅急便の送料は上がっているのに対して、花キューピットの手数料は¥550(税込)

例えば東京から大阪に宅急便で送る場合、箱のサイズにもよりますが、¥2000前後かかります、それにお花は(ナマモノ)ですから鮮度を考えると、季節によってはクール便にすると更に費用がかかります。

また、宅急便につきものの「転倒」というリスクがありません。なぜなら、お花屋さんが直接お持ちするので転倒した商品を手渡しすることは、ほぼナイと言っていいでしょう。

宅急便は「送料」と「転倒のリスク」が高くなること、は避けられませんね。

引用元:みんなの評判ランキング

利用者のデメリット

やはりデメリットやクレームもあるようです。1番多いクレームとしては、、、

1:実際に届いた商品がイメージと違う、センスが悪い、クオリティーが低い。など商品について

カタログ商品もあり、それを見て気に入って決めたにもかかわらず、実際に届いた商品を見てびっくり!ダサい!センスない!なかにはまったくの別物!etc という評判も。どうしてもそのへんの評判は一定数あるようです。

「実物が見れない」「製作するのは、知らない花屋さん」という部分は、どうしても当たりはずれがあるようですね。

引用元:みんなの評判ランキング

かなりキビシイご意見も・・・

お花屋さんの意見としては、、、

花屋に勤めている方からの説明もありました。

「花キューピット」のルールがあって、それに対応しながらやっている苦労が伝わってきます。また、お花屋さんも、当たりはずれはある事を認めているので、このあたりはしょうがない面もありそうですね。

では、失敗しない「花贈り」の方法は?

知人の花屋さんに相談したところ、「うまく使い分ける事が良い」との事です。

□「お供え・お悔み」のお花は向いている。

実際に相手のお家に行くほどでもないかな、、、時間がないな、、、とりあえず気持ちだけでも、、、というような相手の場合は良いのでは、と。お供えのお花などはだいたい使用するお花もだいたいきまっているし、そこで個性を出す花屋さんも少ないので、大きな違いはないようです。その地域の風習なども影響することがあるので、地元の花屋さんのほうが良い場合もあるそうです。

■「こだわり」や「センス」を優先したい場合は不向き。

たとえ地方でも「おしゃれ」で「センス」も「実力」もある花屋さんは多くあるそうです。また都心部でも、ちょっとセンスが残念なお店も多々あるようですし、お店の実力があったとしても、例えば入社したばっかりの新人さんが作った品物などでクレームが発生してしまうこともあるとか。

おすすめの注文方法

今はインターネットという超便利なものが、当たり前にあります。

お届け先の近くにどんな「お花屋さん」があるのかも、すぐに調べられますし、その「お花屋さん」のスタイルや雰囲気も知ることができます。

知人の花屋さん曰く、「気に入った花屋さんに直接連絡してオーダーするのが一番!」との事です。

実際に、遠方のお客さんから電話やメールなどで注文が入る事が増えているそうです。

逆に、「花キューピットでお花を贈るのは、どんなお花が届くかわからないから嫌なの・・・」というお客さんも結構いるとか、、、

いずれにせよ、「お花を贈る」という事はとてもすばらしい事なので、どんどん増える世の中になって欲しいですね!!

がんばれ「花キューピット」!!

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