青系・ブルー系の「花束」をプレゼントしたい人【必見】失敗しない注文の仕方を紹介!

青系の花束 花贈り
青系の花束

「清楚」なイメージの「青・ブルー系」の花束をプレゼントしたいと思っている人は多いです。ですが、「青いお花」というのはとても少ないんですね。では、どうやったらかわいくて、お洒落な花束をプレゼントできるのか?を紹介します。

「青いお花」は、そもそも少ない

「青いお花」というのは、世界中の植物のなかで10%以下と言われています。お花屋さんに並ぶお花で考えると、そこから更に少なくなります。少し難しい話をすると、「青いお花」を咲かせるには、「デルフィニジン」というブルーの色素が必要なのですが、それを持っているお花が極めて少ないのが理由になります。

なぜ少ないのか?

諸説あるのですが、私が個人的に好きな理由は、、、「淘汰されてしまった説」です

昔はいろいろな色のお花が世界中に咲いていましたが、お花は花粉を受粉することで、次の世代に子孫繁栄していきます。蝶々や蜂が花粉を他の花に持って行ってくれたり、鳥が実を食べて、その糞に寄生して遠方まで進出したり・・・生きとし生けるものほぼほぼこのような生態系で生き残ってきました。それで、今現在多いお花、ピンクや黄色、赤いお花などは、やはり「目につきやすい!」「美味しそう!」「かわいい!」のです。虫や鳥や人なども集まってくるのです。その点、「青いお花」は、昔はあんまり人気がなくて、虫も鳥も「あんまり美味しそうじゃないな~」と感じて、寄ってこなかったと思うんですね。清楚だな、涼し気だな、とは思ったとは思うのですが、食欲は湧かなかったのでしょう。部屋の壁紙をブルーにすると、他の色よりも「ダイエット効果が高い」という研究結果も!

そのせいで、少数派になってしまったと考えます。一方、ピンクや赤などはライバルも多く、どんどん切磋琢磨した結果、数や種類が増えていったのではないでしょうか。(^^)

ギリシャ神話では「青いお花」は「幻の花」や「存在しないもの」、「探し求めるもの」などの象徴として登場しています。その希少さも影響して、イギリスでは結婚式の際に、花嫁が身に付けると幸せになる4つのもの「サムシング・フォー」というものがあり、そのなかの1つが「サムシング・ブルー」ということから、ウェディングブーケで「青いお花」を少し使用する方も多いです。

「サムシング・フォー」とは・・・「何か古いもの、何か新しいもの、何か借りたもの、何か青いもの」になります。

あの「サントリー」が、青い花を開発した!?

あのビッグカンパニーの「サントリー」が、ついに「青いお花」の開発に成功!!

というニュースが世界に発信されて、「青いバラ」がとても有名になりました。とてもキレイな色で人気もあります!!

でも・・・紫じゃね?? って思うのは私だけ・・・?

サントリーブルーローズ アプローズ
https://www.suntorybluerose.com

他にも「カーネション」や「シクラメン」なども、、、

SUNTORY FLOWERS
https://www.suntory.co.jp/flower/asuhana/71.html

紫じゃね?? って思うのですが、調べてみたら「色素」が重要なようです。「見た目」ではなく「中身」ということですね。研究者の方々も今の現状には満足していないようで、今はまだ「紫」に見えるかもしれませんが、もっと研究を重ねる事で「誰がみても青」になる可能性があるそうですし、現在も研究が行われているそうです。とても楽しみですね♪

諦めることなかれ! しかし条件が・・・

がしかし、諦めることはありません! とはいえ人気の「青・ブルー系」の花束です。お花の種類は少ないですが「不可能」ではありません。なぜならそれを可能にするのが「お花屋さん」の仕事だからです。

まず、(A)か(B)を選んでください。

(A):全体的に「青・ブルー系」の花束とわかれば良い、白やグリーンのお花も使用して良いし、紫系のお花と組み合わせても良いパターン。

このタイプのオーダーであれば、青・ブルー系だけど、かわいい感じの花束も作れるし、濃いめの紫などを組み合わせると、少し落ち着いた印象や、シックでお洒落な感じでも作れます。また白やグリーンを多めに使えば、爽やかな印象の花束も作れそう、と、イメージの幅を広げやすい「メリット」があります。反対に「デメリット」としては「青いお花」以外の色味が加わるので、「とにかく真っ青がいいんだ!」と思っている方には少し物足りないかもしれません。

(B):とにかく「青・ブルー」にこだわっているんだ。他の色は入れたくないんだ!

このタイプの場合は、お花屋さんにハッキリと伝えましょう。「青い花以外は使わないでください!」と。お花屋さんはどうしても、最終的な出来上がりを大切にします。(商品ですからね)ですから、よっぽどの指定・希望・要望がなければ、やはり花束は数種類のお花で組み合わせたいと考えてしまいます。ですので、「余計なお花は入れないで欲しい!」と伝えましょう。このタイプの花束の「メリット」は、イメージや、メッセージはハッキリしている。とにかく「青・ブルーなのだ!」と。「デメリット」としては、その花束がかわいかったり、お洒落か?ときかれると、ちょっと?かもしれない。色味が無くつまらない。暗く寂しい印象になってしまうことも。

青・ブルー系「花束」のオーダー方法

(A)か(B)が決まったら、「もう大丈夫!」ではありません。花束の「ラッピング」がとても重要です!こちらも2択で提案しましょう。

(ラッピング:1)ラッピングペーパーは、ブルー以外でもOK。このタイプの「メリット」は、やはり応用がきく、バリエーションの幅がある。になります。白系を選べば、清楚な感じになりますし、水色などは、涼し気だたり、パステル系のかわいらしさも表現できそうです。最近の都会的な印象だと、ダークブラウンもステキですし、シャンパンゴールドなども品よく仕上がりそうです。お花も引き立つので、トータルバランスも良いです。

(ラッピング:2)青・ブルー系限定。お花と同様に「とにかく青にこだわっている!」という印象を与えることができる。

まとめ

最近は「推し活」というものも影響して「青・ブルー系で」というオーダーは増えています。小学生のランドセルも、青や紫は年々増えているそうですから、これからもっと需要は増えるでしょうね。

今回はそんな「青いお花」のお話でした♫

おまけ

白いお花に、青い染料を吸わせることで、「青いお花」として流通しているものもあります。まぁ、お好きな人もいますけど、、、ちょっと強引な方法ではあるので、お花が好きな人や、お花屋さん的にはあまりおすすめはしないかな・・・。

左:ガーベラ  右:カーネーション

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