お得意様を大切にしたい!と思っている「証券マン」「証券ウーマン」は多いはず。しっかりと実績を残している方々が行っている「影の努力」それは「花贈り」花束やアレンジメントをプレゼントするコツを、こっそり教えます。これを身に付ければ、明日から業績アップ確定!
人の行く裏に道あり花の山
株式市場に身を置く人なら、誰でも知っている有名な格言「人の行く裏に道あり花の山」です。利益を得るためには、他人とは逆の行動をとらなくてはならないという意味ですね。仕事だけでなく、常日頃からこのマインドを持っている人がいます。今回は、他の人があまりやっていないことをやり続けて実績を上げていった人のお話です。
お花、プレゼントしてますか?
今回は、単刀直入に「答え」から解説していきます。
彼は、お客様の誕生日や記念日にお花を贈り続けています。もう何年にもなります。メッセージカードには、「お誕生日おめでとうございます。〇〇証券 名前」という、いたってシンプルなものです。よくご注文に来てくれるので名前は知っていました。とても真面目で誠実そうな印象です。注文が多い月は、5~6回注文する時もありました。
「いつも小さい金額の注文ですみません」と遠慮がちに言っていましたが、お花屋さんからしたら、金額よりも「常連さん」として、複数ご利用いただく事のほうが大変嬉しいものです。小さい金額とは言っても、3500円くらいの商品、しかもいつも「お花は、おまかせします」なので、超優良顧客様です♪また、お支払いは自分のポケットマネーでしたから、こちらも応援したくなる想いでした。
そんな彼が、ある日の注文の時、「今日はメッセージカードではなく、自分の名刺をつけてください」と言いました。その名刺を見ると、以前にはなかった「肩書」が追加されていました。「あっ!昇進したんだな!おめでとう!」という感情と、なんだか嬉しい気持ちになりました。その名刺には「〇〇様 いつもありがとうございます」とだけ書かれていました。「今日も、お誕生日用のお花でよろしいでしょうか?男性用ですか?女性用ですか?」と伺ったところ、「今日はお礼です。お花はおまかせします」とのことでした。とても驚きました。お誕生日ではなく、「感謝の気持ち」としても「お花」をチョイスする彼に。
よほどお花が好きなお得意様なのか?訪ねたところ。「多くのお客様がお花を喜んでくれるので、私はお花を贈るんです。こちらのお店のお花はとても評判が良いので」との事。実に好印象☆
「私以外にもお花を贈られている方(証券マン)もいますよね?」と聞かれたので、「いることはいますけど、あなたほど贈っている人は、ウチのお店ではいませんね~」とお答えしたら、なんだか照れくさそうな顔をされていたのが印象的でした。
そんな時に浮かんだのが例の格言「人の行く裏に道あり花の山」です。
「お花を贈る」というのは、ちょっと恥ずかしかったり、ある意味ベタな行為かもしれません。ただ、贈り方次第でとても爽やかで効果的な営業になります。
日本中には沢山の証券マンがいて、お花以外にもいろいろな「営業ツール」や「得意技」があるのでしょうが、今回は「お花」について、何かの機会にお役立ちいただければと思います♪
いつ? どこで?
もっともポピュラーなタイミングは「お誕生日」です。1年に1回、毎年必ず訪れる記念日ですね。
ある程度の年齢になると、特に女性は「お誕生日は嬉しくないわ~」などと言う人が多くなりますが、そんな事は「無視」です。「誕生日」=「おめでたい」「おめでとうございます」です。
「この間は、お花ありがとね!」と言ってもらえるだけで良し、としましょう。あくまでもさりげなく、相手に気をつかわせない程度の方がスマートだと思います。金額的には5000円前後で良いでしょう。まだ20代30代の証券マンなら、背伸びをせず、3~4000円くらいでも良いと思います。徐々に大きくしていけるといいですね!
誰に?
よくある例ですが、「ご契約者」である「ご主人様への誕生日プレゼント」ですが、「奥様がよろこんでくれるようなお花で」というリクエストも結構あります。「大蔵省は奥様」という事ですね。もう、やりとりはすべて奥様なのでしょう。そのような場合、奥様の好みに刺さるお花だった時は非常に良い反応が得られます。上級者はしっかり奥様の好みもリサーチしているので「さすが!」と感心させられます。初心者や中級者の皆さんは、ホームランを狙わずに、コツコツとヒットを重ねていきましょう。ホームランは時々出たらラッキー☆くらいで丁度いいです。
何を?
では、どんな「お花」を贈りましょう。
基本的には「花束」か「アレンジメント」のどちらかになりますが、ここでは「アレンジメント」でいいと思います。
理由は、【そのまま飾れて、手間がかからない!】
男性用だったら、明るく華やかに、おしゃれで上品に、など
女性用だったら、大人の女性用でかわいらしく、品よく明るい感じ、上品で爽やかな感じ、などが良いでしょう。
お客様のイメージをお花屋さんに伝えて、お花はお任せするのが良いと思います。もしお客様の好みがわからない場合は、よく来ている服装などのイメージや、お家にあがった事があるようなら、リビングやお部屋の雰囲気などを伝えると、お花屋さん的にはその方の好みが想像しやすかったりもします♫
まとめ
今回は「証券マン」へ、といたしましたが、参考にできるビジネスマン・ビジネスウーマンも多いと思います。銀行や不動産なども似たようなお客様が多いのではないでしょうか。
コツとしては、「あくまでも爽やかに・サラッと」プレゼントすることです。
ですので、お花屋さんにお家に届けてもらうのがよろしいと思います。「会社に来るので、直接手渡しして喜んで欲しい、喜ぶ顔が見たい」という気持ちもわかりますが、お客様によっては、荷物が増える事が煩わしい・・・という方も多いです。この後、ショッピングに行く予定があるかもしれません。なぜなら今日は誕生日だから。そのあたりも考慮しておくのが良いでしょう♫
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