【実験】バラを長持ちさせる方法を解説。2本のバラを使って比較してみた。驚きの結果に!

バラの比較・実験 実験
バラの比較・実験

お花ってどれくらい持つの?どうやったら長く楽しめるの?コツや方法は?をわかりやすく解説。2本のバラを使って、いろいろと実験してみました。思った以上に長く楽しめる結果になったのと、おまけの楽しみも♪

「2本のバラ」で比較・実験!!

お花の長持ちを比較・実験してみよう!!と思って、一番わかりやすいかな~という理由で、「赤いバラ」をチョイス!したものの、、、なんか、太さとか、お花の大きさが違うかも、、、おかしいなぁ、、、同じ日に同じ産地から入荷したバラのはずなのに、、、でも今更引き返せないので、そのままGOしちゃいましょう。細かい事は気にしない、それなんちゃらかんちゃら~♫ 

「切り口」の重要性

まず、お花を長持ちさせる方法として、必ず言われている事。それは「切り口を新しくする!」

長持ちさせるには、お花も栄養をとらなければなりません。人間がご飯を食べるのと同じですね。

お花にとっての栄養を吸収するところは「根っこ」ですが、切り花として、収穫されてしまったお花は「根っこ」がないので、栄養を吸収するチカラが少なくなってしまいます。唯一の方法は「切り口」から水を吸い上げる事になります。人間でいうところの「くち」ですね。ここは、細いストローのような管がたくさんあります。小学生の時に「理科」で習いましたね?覚えてますか?そのストローがふさがってしまったら、お水を吸えませんよね?なので、切り口は常にキレイな状態を保ちましょう!

ちょっと画像ではわかりずらいかもしれませんが (^^;) 新しい切り口にしました。茎の外側が黒っぽくなっているのは、詰まっている証拠です。

「切り口」斜め切り

お水を吸水する「断面」が、広い方がお水を吸える量も多くなる、と言われています。お花によっては、水を吸い上げるチカラが弱かったり、沢山のお水を吸いたいお花などは、あえて斜めにカットすることがあります、すべてのお花を斜めにカットするお花屋さんや華道家さん、フラワーデザイナーさんもいるそうです。

お花屋さんや、デザイナーさんは、フローリストナイフという道具を持っていますが、普通の人であれば、カッターナイフでも大丈夫です、だいたいのお家にありますよね。

指などを切らないように、気をつけて斜めに「シュッ」とカットしてみましょう。

「水」の重要性

お花にとっての唯一の栄養分は「お水」です。ですので「お水」は大変重要です。めんどくさがらずに「マメに取り換えてあげましょう」人間でいうところの「ご飯」といったところでしょうか。食べなければ元気でないですよね。その際に「花瓶をきれいにする」ことも大切です。せっかく「お水」を新しくキレイにしても、花瓶が汚かったら、バクテリアによって「お水」がすぐに汚れてしまいます。こちらも人間で言うところの「お風呂」みたいなものですね。浴槽も洗って清潔にすることで、お花の長持ちがとってもかわってきます。

実験開始

実際には、花屋さんに入荷してから「5日たっている」バラですので、少しふっくらと咲き始めている状態です。明日以降は、左のバラ(A)は、可愛そうですが、新しい切り口にもせず、お水も替えません。右のバラ(B)は2日に一回、新しい切り口にして、お水も替えて、花瓶も洗って、の快適環境を与えたいと思います。

お水の吸収にも差がでるのでしょうか?参考までに測っておきました。

「2日目」 

昨日測った「お水」ですが、おもったほど減っていませんでした。もっと減ると思ったんだけどな・・・部屋の気温も低めなのであんまり乾燥もなく、活発ではないのかもしれませんね。

切り口を見てみたら、少し汚れていたので、清潔に・清潔に・新鮮に・新鮮に・ということで、あらためてカット!しかも斜めに!! お水も新しいのに替えました。

比べてみると(A)よりも少し短くなりましたが、お花の開き具合も順調です。(A)は、かわいそうですが、茎のカットもしない、お水も取り換えない。で続けます。

「4日目」 まだ差はわかりづらい

実験している今は「12月」そして、直射日光の入らない北側の部屋ということもあってか、思ってた以上に「お水」が汚れなかったり、「お花」が元気な様子。それはそれで嬉しいんですけどね。

でもマメに「お水」を取り換える! 新しい切り口! を今日も続けます!

よく見ると、やはり汚れています。新しい切り口を出してあげましょう。

斜めにカットして(スライス?)吸水口を大きくしてみました。効果が楽しみです。

(A)と(B)の差がでるように、(B)は「お水」も多くしてみました。いっぱい飲んで元気でいてね~(^^)

見た目の長さも頭1個分短くなりました。(A)はまだシャキとしていますが、お花は開いておらず「そのままをキープしている印象なのに対して、(B)はお花が若干咲きだした印象。

「6日目」 ついに変化が!

ついに、(A)がクッタリしてしまいました! 

それに比べて、毎日「お水」を取り換えている(B)は、若干花の部分がフカフカしているとはいえ、花びらも開いて、見た目的には咲ごろ♪これ以上は開かなそうですけど、もう少し楽しめそうですね。

勝負は終盤戦に突入といったところでしょうか。明日はどうなっているでしょうか~!!

「7日目」 ついに決着!

残念ながら、こうなってしまったらもうギブアップの(A)ですね。グッタリ&シワシワになってしまいました。完全にお水を吸い上げるチカラもなくなってしまいました。

それに比べて(B)は、短くはなっていますが、そのぶん「延命」されていますね。もう少し楽しめそうです☆

もうシワシワの(A)
花ビラは痛んできたけど、まだまだいける(B)

まとめ

もうおわかりいただけましたね。「切花を長持ちさせる方法」大切な事は、、、

1:お水をマメに取り換えるべし

2:新しい切り口にしてあげるべし

以上のことをおこなうだけでも、「お花」のもちはだいぶ変わってきます♪ お花がある生活は心に潤いを与えてくれます。みんなで Let’s Happy Flower Life!! (^-^)/

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