【考えが古い!】プレゼントしてはいけない花。そんな花はナイ!

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「贈ってはいけない花」や「プレゼント、花、タブー」、「花、プレゼント、注意」などを気にしている方は多いですが、そんな事を気にしないで、贈りたい花を贈りましょう!贈ってはいけないお花や、プレゼントに向かない花なんてないんです!を解説します。

相手に失礼があってはいけない! とは思いますが・・・

その気持ちは、よくわかります。「お花」をプレゼントする相手は、だいたいがアナタにとって大切な方である場合が多いですから。

しかし、あまり気にしすぎると何も贈れない、または、当たり障りのないものになってしまい、「お花」の良さがまったくなくなってしまいます。だったら、お菓子やケーキなどデパ地下で買えるものの方がよっぽどいいかもしれません。流行りのものや、新しいものが揃っていますからね!

ただ、せっかく「お花」にしようかな、と思ったなら、是非アナタの気に入ったお花を贈っていただきたい。世間の常識なんて、あくまで世間の物差しでしかないのです。某有名ミュージシャンのお葬式では「真っ赤なバラ」で装花されていたり、結婚式で「菊」の花を飾りまくったり、ドライフラワーだけのウェディングなども普通に行われています。むしろ「オシャレ☆」とSNSなどで評判が良かったり。

最低限のマナーは大人としてわきまえるのも必要かもしれませんが、もう少し自由に楽しく、お花を贈っていただければと思います♪

考えの古い「花贈りのマナー」をまとめましたので、すべて実例を交えて「駆逐」していきたいと思います!

1:花言葉を意識しよう

結構、「花言葉」を気にする人は多いですが、まったくもって気にする必要はありません。むしろダサいです。「花言葉」なんて、本によっても違いがありますし、由来をよく読んでみると、どうでもよい昔話からきていたり、無理やり感の強いものもあったりです。同じバラでも色によって違うとか意味不明です。よく、黄色いバラは「嫉妬」という「花言葉」があるので、避けた方がいいですか?と聞かれることがありますが、こちらの本では「友情・幸福」ですよ♪と伝えると喜んでくれます。「幸福の黄色いハンカチ」という有名な映画もありました。ラストシーンはとても感動的で「黄色」ってとても幸せな色なんですよ! とうことで、「花言葉」なんて気にする必要なしです。

2:花の本数に気をつけましょう

これもまったく気にする必要のないマナーです。例えば、小さい子供がお花屋さんにきました。ママの誕生日だから花束を買いたい♫と、お父さんと来ることはよくあります。自分のおこずかいで買う子もいますし、お父さんから「好きなお花選びな~」と言われて、お花を選ぶ子もいます。そこで選んだお花が合計4本だったとして、9本だったとして、数字が悪いから1本足す or 引く? なんて聞くお花屋さんはいないと思いますし、すくなくとも私の周りでソレを気にしている人を見たことはありません。

ですので、まったく気にしなくていいマナーとさせていただきます。

あの有名なウイスキー「Four Roses」フォアローゼズは、4本のバラのロマンチックなお話ですからね。私の好きなお酒の1つです(^^)

3:開店祝い、オープン当日に贈るのはNG

オープン当日は忙しいから避けましょう・・・とのことですが、これは相手への配慮であって、ダメというのはおかしいと思います。当日は忙しいだろうから、と事前に「お届け先様」にご都合をお伺いすることは多いのですが、90%くらいの確率で「当日に持ってきてください」と言われます。「理由」としては、準備で忙しいから、お花を置く場所があまりないから、オープン日に欲しいから、がほとんどです。また、オープン日って「大安」であることも多く、やはりその日に届けるほうがお互いに気分もよかったりするものです。ですので、そんなに気にする事ではないでしょう。

4:白いユリはヨーロッパでは葬儀のお花だからNG

まったくもって、理解不能のマナーです。たしかに日本でもお葬式で使用される事は非常に多いですが、「カサブランカ」は、「エレガント・ゴージャス」の代表格ですし、ウェディングや成人式の髪飾りなどでユリは人気のある花材です。よって、こちらもまったく気にする必要のないマナーになります。

ちなみに「フランス」では、淡い紫色がお悔みをイメージするそうでNGと言われているそうですが、実際にフランス人の知人に聞いてみたところ、「初めて聞いた」と言っていました。ので気にする必要はないでしょう。

冬から春にかけての「淡い紫のスイートピー」、上品な薄紫色の「バラ」や「トルコキキョウ」どれもとても素敵で人気の花材です☆

5:母の日に白いカーネーションはNG

白いカーネーションは、亡くなったお母さんにあげるものだから・・・という、誰が決めたのかわからない話が未だに根強く残っています。それを聞くたびにうんざりします。いいじゃん、好きな色のカーネーションあげようよ!って思います。白が好きなお母さんもいるし、白いカーネーションがキレイだな♪ママにあげたいな♫って感じた子供の感性を否定したくないんですよね。白いカーネーションにグリーンを添えたり、パステルカラーで組み合わせたり、とても素敵なもの出来上がるのに、、、

また、母の日に、亡くなったお母さんのお墓参りに行く。という人は結構多いです。ほとんどの人がピンクや赤などのカーネションを選びます。お家の仏壇に、と言ってカーネーションを買っていく方も多いです。こちらももちろん赤やピンクなどが圧倒的に多いです。そうです、白いカーネーションを選ぶ人って、ほとんどいないんです。ですので、白をプレゼントしてもいいんです!

母の日で「白いカーネーション」をプレゼントする時は、お母さんに一言伝えましょう。「本当は赤やピンクのカーネーションがいいのかもしれないけど、白がキレイに見えたんだ♫」とね。(^^)/

6:あじさい(紫陽花)は贈りもにはNG

色が移ろうアジサイは、物事が“安定しない”ことを連想させるため、贈り物としてふさわしくない・・・そんなことはありません!

あじさいは品種改良がとても盛んで、毎年いろんな生産者さんが、様々な品種を世に送り出していますし、5月の母の日には、カーネーションの次に人気の鉢物と言っても過言ではありません。「色が移ろう」が「安定しない」は、ネガティブすぎませんかね。「表情や感性が豊」とか「時代のニーズに対応できる柔軟性」とかポジティブにとらえた方がいいと私は思います☆

7:ドライフラワーはプレゼントにNG

ドライフラワーはいつの時代も人気があります。ただ、なんでも人気があるわけではなく、汚いものは汚いので、ゴミみたいに見えてしまうものもありますが、かわいいものや、オシャレなものは、「アート」と言っても良いくらいステキなお花です。「お見舞い」や「退院祝い」などには向いていませんが、オシャレな美容院の開店祝いや、かわいい雑貨屋さんへのプレゼント、などではいつの時代もニーズはあります。また最近では「若い男性・20歳前後」の購入も目立ちます。よってTPOさえ気をつければ、こちらもまったく問題ありません。

8:退職祝いの花を午後に配達してもらうのはNG

どういうこと?と確認してみたら・・・差し上げる方が早く帰ってしまう事があるため、渡しそびれてしまう可能性があるため、、、との事。これも、マナーというよりは「配慮」や「気遣い」の印象です。お花をプレゼントする人も、それくらいは考えてますよ、ただ、なるべく鮮度の良い状態でプレゼントしたいから、帰る時間も考慮して、退職前の夕方16時頃に届けて欲しいです。というリクエストは多いです。午後がダメなんじゃなくて、渡しそびれてしまうのは注意しましょう!

コレだけは納得の配慮

「お見舞い」や「新築祝い」では、「赤いお花」は避ける!!

これはNGです。必ずお客様に確認をとりますし、あまりオススメは致しませんが、とお断りを入れます。赤いお花は「血」「火事」を連想することから、避けるのがマナーと言われていますね。

まとめ

お花屋さんに並んでいるお花は、基本的に「プレゼントする用」や「自宅で楽しむ用」の品揃えです。

あまり気にしすぎないで、「かわいいもの」「プレゼントしたいと思ったもの」を素直に選んで欲しいです。その際に、お花屋さんに「誕生日です」とか「お礼です」など「用途」をしっかりと伝えれば、それなりのラッピングやアドバイスをしてくれるでしょう!!

少し不安な場合は「ひとこと」メッセージカードを添えることをおススメします。きっと想いは伝わるとでしょう!!

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