買ってきた「バラ」や、プレゼントされた「バラ」が、気がついたらクッタリしていることありませんか?お花の部分(頭が下がってしまって)もうダメ~って感じに!あ~ダメになっちゃった~って諦めないでください。まだまだ終わりじゃありません。誰でもできる簡単な復活させる方法を解説します!
用意するもの
↑上の様になってしまった「バラ」の状況を「水下がり(みずさがり)」といいます。理由はだいたいこの2つです。
(1)水を吸い上げる部分が汚れて(詰まって)お水を吸い上げる事ができなくて元気がなくなってしまったパターン。 または
(2)「暑さ・温度差」などに「お花」がうまく対応できずに元気がなくなってしまったパターンが考えられます。
今回は「お水」です。なぜなら「実験」のために1日花瓶からだして、机の上に放置しておいたからです。。。
「お花さん、ごめんなさい!!」
とういうことで、大至急始めたいと思います。用意するものは「お花を巻く紙」
新聞紙が一般的ですが、私は新聞を購読していないので、、、とりあえずあった「画用紙」を使用することに。お花を巻けるものであれば何でもOKです。
お花を巻いたときに、お花がすっぽりと隠れる大きさがあれば大丈夫ですので、お花の本数やボリュームに合わせて用意しましょう。
くるくるっと巻きましょう。ちょっとキツメに巻くのがコツです。
必殺技「水切り」 MIZUKIRI
水の中(水中)で、茎をカットする事を「水切り」と言います。必殺技「MIZUKIRI」です。生け花などではあたりまえの作業ですが、普通の人は知らない人の方が多いでしょう。コレ覚えておくとホントに重宝します。なぜなら「お花」の持ちがぜんぜん違いますからね。ほとんどのお花はこの方法で新しい切り口を出してあげるだけで「効果」があるので、ひと手間かかるなぁ、と思わずに是非、取り入れてみてください。もう一度言います。
「水の吸い上げと、お花の持ちがぜんぜん変わります!」
今回はボールを使用してみました。お水を並々貯めて、水中で「カット」です。
「水中」でカットすると、なぜイイのか?? それは「空気」を吸い込まないから。
カットすることで、切り口に「刺激」が発生し、その反応で「お水」をキュッと吸い上げると言われています。以前テレビで華道家の假屋崎省吾さんが、チューリップを水切りする際に「刺激を2回与える」とおっしゃっていたのを思い出したので、2回カット!! もうちょっと「刺激」入れたら、吸い上げもよくなるかしら!? ってことで、勢いで3回カット!!!(^^)
深水にドボン 「FUKAMIZU」
カットした「バラ」を、空気を吸わないように「パッ」と「深水」につけます。
水に深さがあればあるほど「水圧」がかかるので、そのぶん「水あげ」が向上します。お花がお水を吸あげる行為ですね。先ほどお花に紙をまきましたが、少しきつく巻くことで、お花にまっすぐ水が上がる効果がります。下がっていた頭(お花の部分)も上を向けておくことで「お水」がお花まで行きやすくしてあげる効果があります。
半日たっぷり吸わせてみました・・・
半日たっぷりお水を吸わせてみましたよ。(ていうか、ただ放置しておいただけですけど・・・)
さて紙を外してみたら~ 思っていた以上に「元気に!!」なってる~♫ 大成功!!
↓ 数時間前は、コレでしたらね ↓
すごくないですか!? まるで別人!! というか 別花☆
茎は短い方がお水の吸い上げも良くなるので、1本は更に短くしてみました。
まだまだ楽しめそうですね☆☆
まとめ
紙とハサミがあれば、誰でも簡単にできる方法ですよね!! 「バラ」以外でも効果がでるお花はあるのでコレができるだけで、「FLOWER LIFE」が今よりも何倍も楽しめますので、是非チャレンジしてみてくださいね♪
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